2016年09月13日
KSC M93R 修理 ③
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KSC M93R ブローバックガスガンの修理について最後です。
ブローバックの力が弱く、スライドが最後まで後退しない。
原因は色々あるのですが、大抵の場合悪さをしてるのはバルブノッカーです。
ブローバックガスガンの仕組みですが、
ハンマーの打撃によってバルブノッカーが前に押され、マガジン背面についているガスバルブを開放します。
弾が発射された後にスライドが後退していくのですが、この間も何らかの方法でバルブノッカーを固定して、ガスバルブを開放し続けます。
一定のところまでスライドが後退したらバルブノッカーの固定を解除し、ガスバルブの開放を終了します。
使いこまれた物はこのバルブノッカーの固定が甘くなってしまい、スライド後退中にバルブノッカーが少しだけ戻ってしまい、
ガスバルブをしっかり開放し続けられないのが不調の原因です。
バルブノッカー自体が擦り減って短くなっている場合も同じ不調が起こります。
バルブノッカーが削れて短くなっているのであれば、システム7のバルブノッカーを流用すれば直せます。
スライド後退中にバルブノッカーが戻ってしまう場合は、ハンマーからインパクトフレームまで一式交換するしかありませんが、
症状が軽い場合は画像の方法でなんとかなります。
フレーム内部にアルミテープを張り付けてマガジンをノッカーに近づけます。
マガジンがノッカーに近づいた分バルブとノッカーの隙間が狭くなって、結果的にバルブノッカーを延長したのと同じ状態になります。
この方法で調整できる範囲は1mm~2mm程度です。
それ以上アルミテープを張り付けて厚くしてしまうと、マガジンの抜き差しをスムーズに行えなくなってしまいます。
中古のKSC 旧型M93Rでなんの問題もなく動く物はかなり少ないと思います。
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KSC M93R ブローバックガスガンの修理について最後です。
ブローバックの力が弱く、スライドが最後まで後退しない。
原因は色々あるのですが、大抵の場合悪さをしてるのはバルブノッカーです。
ブローバックガスガンの仕組みですが、
ハンマーの打撃によってバルブノッカーが前に押され、マガジン背面についているガスバルブを開放します。
弾が発射された後にスライドが後退していくのですが、この間も何らかの方法でバルブノッカーを固定して、ガスバルブを開放し続けます。
一定のところまでスライドが後退したらバルブノッカーの固定を解除し、ガスバルブの開放を終了します。
使いこまれた物はこのバルブノッカーの固定が甘くなってしまい、スライド後退中にバルブノッカーが少しだけ戻ってしまい、
ガスバルブをしっかり開放し続けられないのが不調の原因です。
バルブノッカー自体が擦り減って短くなっている場合も同じ不調が起こります。
バルブノッカーが削れて短くなっているのであれば、システム7のバルブノッカーを流用すれば直せます。
スライド後退中にバルブノッカーが戻ってしまう場合は、ハンマーからインパクトフレームまで一式交換するしかありませんが、
症状が軽い場合は画像の方法でなんとかなります。
フレーム内部にアルミテープを張り付けてマガジンをノッカーに近づけます。
マガジンがノッカーに近づいた分バルブとノッカーの隙間が狭くなって、結果的にバルブノッカーを延長したのと同じ状態になります。
この方法で調整できる範囲は1mm~2mm程度です。
それ以上アルミテープを張り付けて厚くしてしまうと、マガジンの抜き差しをスムーズに行えなくなってしまいます。
中古のKSC 旧型M93Rでなんの問題もなく動く物はかなり少ないと思います。
特に3点バーストは安定して動かなくなっていて、大事な時に2点バーストになったりします。
修理にチャレンジしようと思ってる方の参考になれば嬉しく思います。